湯の鶴温泉の公共駐車場の奥、一段高い位置に黒い意匠の建物がある。2015年3月14日にリニューアルしたようだ。真新しさが漂う館内だ。靴を脱ぎ、自販機でチケットを購入する。浴場は左奥で、暖簾が揺れている。
脱衣所には木製の棚とコインロッカー、洗面台が備わる。スリガラスの扉を開けると浴場だ。
高い天井に目を引かれる。右手の壁と左の振り向き壁に洗い場が並び、窓と男女を分ける壁に沿い浴槽が配置されている。淵には木があしらわれている。
湯口から注がれる湯は透明で、塩素臭が鼻に届く。浴槽を溢れた湯は木の淵の下に設けられた溝から流れ去っていく。湯は思いのほか素直で、浴感などに尖ったような特徴はない。
浴槽は二つに仕切られているように見えるが、木が渡されているだけだ。温泉がどのような泉質でどのように使用されているかは、掲示が見当たらず不明。
館内には畳が敷かれた無料の休憩室がある。ロビーではちょっとした特産物などが売られていた。
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湯の鶴温泉センターほたるの湯
水俣市湯出1532-2
0966(68)0811
泉質不明(掲示見当たらず)
泉温不明(掲示見当たらず)
シャンプー類なし ドライヤーあり
内湯
200円
10:00~20:30(10~3月は20:00まで)
休:月曜日
2015/3/22