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山川温泉 ホタルの里温泉

国道387号から山川温泉へハンドルを切り車を止めると、杉木立や棚田、廃線された宮原線のコンクリート橋梁が織りなす風景が眺める者の心を落ち着かせる。風景の間に流れる北里川の袂には集会所と並んで共同浴場が立つ。ホタルの里温泉だ。




玄関に入ると様々な掲示物が迎える。料金は正面にある料金箱へ入れる。男湯と記された左手の扉を開ける。脱衣所には木製の棚とプラ籠が並ぶ。トイレ、扇風機が備わる。上半分が透明ガラスの扉を開けると浴室だ。
左手の壁に洗い場が並び、右手に浴槽が配置されている。洗い場の壁の上部には名札が並ぶ。依然は浴槽の壁に掛けられていた。




浴槽は浴室の半分ほどを占め、平石をあしらった立派な造りだ。再建された際の浴槽はコンクリート製だった。右隅に設けられた湯口からは勢いよく湯が注がれている。湯口周りには乳白色の付着が見られる。透明に近い湯は熱い。肩まで身を沈めることは可能だが肌が一気に赤くなる。浴槽内では白い温泉成分、湯の花が浮遊している。浴槽を溢れた湯は淵を超えて大量に洗い場の床へ流れ去っていく。




広く開け放たれた窓からは北里川を挟んで棚田の連なりが見える。左手には旧国鉄宮原線の橋梁を臨む。穏やかな心持で湯に親しめる共同浴場だ。


山川温泉 ほたるの里温泉
阿蘇郡小国町北里字天神平1534-1
含硫黄-カルシウム-ナトリウム(硫化水素型) 
44.2℃
シャンプー類なし ドライヤーなし
内湯
300円(子供100円)
8:00~21:00
2016/7/24

山川温泉 ホタルの里温泉

2005年7月の水害で被害を受け、解体された浴舎、2006年2月10日に再開されました。isさんのブログで再開の情報を知り、いてもたってもいられず向かいました。




以前の浴舎の印象をそのまま残す外観、位置は護岸工事が進んでいないため、2mほど北へずらされています。車を降りると、硫化水素臭がいきなり迎えてくれます。玄関を入ると受付にはおばさんが座っていらっしゃいます。いつ再開されたのか訊ねると、2月10日からとのことです。

脱衣所の造りも浴場の造りも以前とほぼ同じです。ただ、洗い場の奥にドアが設置されています。ドアの目的は何でしょう?
先客と入れ替わりに貸切です。強めの硫化水素臭が漂う浴場、湯は熱め、やや白濁しています。大きめの白い湯の華がたくさん舞っています。コンクリート打ちっぱなしの浴槽は、以前の切り出した石で作られた浴槽と比べれば、やや見劣りしますが、そんなこと関係ないくらいにいい湯です。湯口の湯をすくい呑んでみます。とろっとした味わいは何ともいえない笑みをもたらしてくれます。洗い場の湯も勿論温泉です。




湯上り、毎日来るというおじさんと雑談、情報によると、浴場のドアは、いずれ予定している露天風呂への入口になるとのこと、真偽のほどは定かではありませんが・・・。

ほたるの里温泉は、地元の方8名の有志で組織された組合で運営されています。建築費用や施設の維持費用は大変とのことですが、再開を願う声が多く寄せられ、早期の再開を決意されたそうです。ありがたい。


山川温泉 ホタルの里温泉 (2006/2/10再建)
阿蘇郡小国町北里字天神平1534-1
含硫黄-カルシウム-ナトリウム(硫化水素型)(低張性 弱酸性 高温泉) 
44.2℃
掛け流し シャンプー石鹸なし
300円(子供100円)
8:00~22:00
2ヶ月6000円の先払い制度あり
2006/2/25