平山温泉の奥まった場所、民家や田の間を縫うように続く細い道を進みます。案内の看板がなければ、たどり着けないかもしれません。
落ち着いた浴舎の入口を入ると受付。希望の浴室を選び、自販機でチケットを購入します。
浴室が決まると、ドライヤーが入ったプラ籠を手にした方に案内していただけます。選んだのは内湯の白夜。木をあしらった内装は落ち着いた風情を与えます。すでに浴槽には湯が勢いよく注がれています。こちらの施設は、入浴のたびに湯が入れ替わるようです。
浴槽を湯が満たす頃、湯の勢いは止まり、湯口からはゆっくりと湯が注がれます。掛かり湯でヌルヌル感が肌を伝ってきます。手にすくうと、ほのかな硫黄臭。口に含むと玉子味が広がります。とろりとした好印象の湯です。
無色透明の湯は、浴槽を構成する平石を美しく見せます。
開け放たれた窓からは、折からの雨にぬれた竹林や木々の緑が望めます。
洗い場は混合栓。ここにも温泉が供給されています。
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平山温泉 湯処風月
山鹿市平山5955
0968(43)0268 HP
アルカリ性単純温泉
55.6℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
エアコン 100円/60分
家族湯のみ(内湯 半露天)
1500円~2500円/60分
9:00~25:00(土日祝 8:00~25:00)
2014/6/22