戦前から営業をはじめたというこちらの公衆浴場は民営で、別府温泉に見られる脱衣所と浴室が一体となった構造が特徴のようです。
受付で料金を支払います。改装はされていますが、木を用いた温かみのある受付の造りです。靴を脱ぎ扉を開けると脱衣所と浴室が一体となった空間が現われます。
右手に木製の棚と籠が並びます。鍵付き棚も2つ用意されています。3段ほど階段を降りると深緑色のタイルを淵にまとった浴槽が待つ浴室です。
天井は水色の塗料を塗られた板が貼られ、湯抜きが設けられています。そのお蔭なのか、湯気が充満することもなく、湿気に息が詰まることもありません。
壁を伝い注がれる湯口までのルートは、頑丈に美しくタイルが施されています。注がれる湯は無色透明、柔らかい感触で心地よく肌を潤します。湯は旅館協同組合からの配湯のようです。
窓際に古風な蛇口が2つ。ひとつは湯、ひとつは水の印があります。洗い場はなく鏡が2つ用意されています。浴槽から湯を汲み取り、身体を洗うのです。
松の湯に関してはホームページで詳しく知ることができます。
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日奈久温泉 松の湯
八代市日奈久中西町380
0965（38）0573 HP FB
単純温泉（日奈久温泉旅館協同組合混合泉）
43.9℃
シャンプー類なし ドライヤーあり（3分/10円）
内湯
200円
貸切湯1500円/60分
8：30～20：30
休：第2・4火曜日
2013/3/17