川端温泉

     









数台止めることができる駐車場が空いていました。ラッキー!浴場は川端温泉の管理者の自宅の横(懐かしい温泉分析看板が掲げてあります。)をすり抜けると川端温泉の入口です。扉を開け入ると左手に番台があります。こちらに300円を置くと入浴OKです。が、誰もいません。ベルを押しても誰もきません。戸惑っていると、湯から上がってきた方が「ここは呼んでもきません。ただで入れる温泉です。後で払えばいいんですよ。」と教えていただきました。では入らせていただきます。

浴場には先客一人、ぼちぼちしていると10分ほどで上がられました。一部変わった形状の浴槽は手前に電気風呂が設置され、2つに分かれています。奥まった湯口からは適量の湯が供給されていて、湯口の湯は2m四方の浴槽に注がれます。始め、こちらの浴槽に入ったところ、なにやら黒っぽいものが浮遊しているではありませんか?なんだろうと観察したところ、どうやら黒に近い褐色の湯の華(てのひらの写真)のようです。湯も薄い褐色、匂いはほとんどなく、味わいにこれといった強い特徴はありません。こんな色の湯の華、初めてです。いったいこの正体は?

洗い場は7箇所、洗い場の床も褐色に変色していました。湯あがり、入浴料を支払おうと再び呼び鈴を押すも変化なし。300円を番台において引き取りました。サウナもありました。奥まったところにある独立した浴槽は水風呂です。


川端温泉
人吉市宝来町12-21
単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
43.4℃ 掛け流し
300円(小学生120円 幼児60円)
6:00~22:00(4月~)
6:30~22:00(10月~)
2005/11/3