緑に囲まれた小国町の山間、岳ノ湯地区はひっそりと佇んでいます。このところの温泉ブームのためでしょうか、それ風の施設も目に付きます。
白地商店で温泉に入りたい旨を伝え200円を支払います。車は店の前に止めて、坂道を少し登ります。入口には、くるっとまわして空いているか入っているかを表示する表示板があります。そして鍵をかけることになります。貸切にできるということのようです。
脱衣所は2つ、籠もなく至って簡素です。そして、振り向くと浴槽です。露天風呂です。先のほうが尖った楕円形です。打たせ湯用の筒が、右手の日よけの屋根の部分から出てきていますが、湯は出てきていません。湯は、適温に調整されています。湯は浴槽の中心部にある噴水のような部分から注がれています。湯はとても素直、特徴はほとんどありません。
立ち上がって眺める岳ノ湯の集落、あちこちから湯気が立ち上がっています。この浴場の一番の魅力はこの風景かもしれません。
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岳の湯共同浴場 ※全面改修され現在の施設は異なります。
阿蘇郡小国町大字西里岳湯
泉質不明
源泉温度不明
シャンプー類なし
露天風呂
200円
2006/7/15