2005年7月の水害で被害を受け、解体された浴舎、2006年2月10日に再開されました。isさんのブログで再開の情報を知り、いてもたってもいられず向かいました。
以前の浴舎の印象をそのまま残す外観、位置は護岸工事が進んでいないため、2mほど北へずらされています。車を降りると、硫化水素臭がいきなり迎えてくれます。玄関を入ると受付にはおばさんが座っていらっしゃいます。いつ再開されたのか訊ねると、2月10日からとのことです。
脱衣所の造りも浴場の造りも以前とほぼ同じです。ただ、洗い場の奥にドアが設置されています。ドアの目的は何でしょう?
先客と入れ替わりに貸切です。強めの硫化水素臭が漂う浴場、湯は熱め、やや白濁しています。大きめの白い湯の華がたくさん舞っています。コンクリート打ちっぱなしの浴槽は、以前の切り出した石で作られた浴槽と比べれば、やや見劣りしますが、そんなこと関係ないくらいにいい湯です。湯口の湯をすくい呑んでみます。とろっとした味わいは何ともいえない笑みをもたらしてくれます。洗い場の湯も勿論温泉です。
湯上り、毎日来るというおじさんと雑談、情報によると、浴場のドアは、いずれ予定している露天風呂への入口になるとのこと、真偽のほどは定かではありませんが・・・。
ほたるの里温泉は、地元の方8名の有志で組織された組合で運営されています。建築費用や施設の維持費用は大変とのことですが、再開を願う声が多く寄せられ、早期の再開を決意されたそうです。ありがたい。
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山川温泉 ホタルの里温泉 (2006/2/10再建)
阿蘇郡小国町北里字天神平1534-1
含硫黄-カルシウム-ナトリウム(硫化水素型)(低張性 弱酸性 高温泉)
44.2℃
掛け流し シャンプー石鹸なし
300円(子供100円)
8:00~22:00
2ヶ月6000円の先払い制度あり
2006/2/25