植木温泉センター(解体)

すぐ側には合志川が流れ、温泉旅館が数軒立ち並ぶ植木温泉、その中心に位置しているのが植木温泉センターです。

受付で200円を手渡し飾りのないドアを開けると下駄箱、更にドアを開けると脱衣所です。「いろはに・・・」と書かれた脱衣棚の扉が目に飛び込みます。良いですね。浴室と脱衣所とを仕切るのは透明なガラス戸、先客2人、挨拶をしかかり湯をします。



向かって左側の浴槽に湯口があり熱め、右側の浴槽は温めです。湯口の湯は飲めます。弱い硫黄臭ですね。洗い場には2つの蛇口があります。左側の蛇口からは温泉が出てきます。温泉が豊富な地域ではよくあることです。



ここで驚いたのは普通の水が出ていると思われた右側の蛇口、実は鉱泉らしいのです。手にとってみると湯口の湯より明らかに硫黄臭が強いのです。しかも、ヌルヌル感もこちらが強いではありませんか!試しに洗面器にとってかかり水をしてみました。それほど冷たくはなく適度なヌルヌル感に満足しました。これは良いですね。夏場にはこの鉱泉で楽しませていただくことにします。


植木温泉センター (※2012/9/17現在、解体されています)
熊本市北区植木町
泉質不明
掛け流し 硫化水素臭 アメニティーなし
200円
9:00~22:00
第2火曜日休み
家族湯800円/1時間
2005/1/10

■再訪 2006/8/27
植木温泉センターには家族湯もあります。奥まったところに位置しています。施設は古いのですが、嬉しく硫化水素臭が鼻をくすぐります。カンランが1つあります。水の蛇口のみをあけると、鉱泉が楽しめます。内湯と同じく良い臭いがします。




古いエアコンあり(有料)、扇風機なし、ドライヤーなし、石鹸あり、専用トイレなしのアメニティーです。