5階建ての建物は1階が駐車スペースで、フロントは2階にある。立ち寄り湯をお願いし料金を支払う。
浴場はフロントの向かいにある。脱衣所には脱衣籠が並び、ビジホらしく洗濯機と乾燥機も備わる。扉を開けると浴場だ。
コンパクトな空間で、左手に洗い場、正面に浴槽が配置されている。湯口は瓦を模した造りで、浴槽の規模とは不釣り合いな大量の湯が供給されている。浴槽の淵に刻まれた溝からは、当然のごとく大量の湯が音を立てながら流れ去っていく。掛け流される湯の姿に驚くばかりだ。
適温の湯は無色透明で澄み切っている。臭いはない。 口に含むと弱く玉子味を帯びたとろみを感じ取れる。優しい印象を肌に残す。個性を静かに主張する絶品の湯だ。時間が許せば、そのまま湯に身を任せていたい気持ちになる。
湯口の側にはステンレス製のコップが置かれている。飲泉できるようだが、未確認。窓を開けると国道側の風景が見える。
当ホテルのサイトによれば、建物はマンションとして建設されたらしい。そのため、各部屋は広いとのことだ。
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山鹿温泉 ビジネスホテル新青山荘（しんせいざんそう）
山鹿市新町104
0968（44）0076 HP
アルカリ性単純温泉
38.3℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯
300円
13：00～16：00
2016/7/3