浴舎は2つ、5室が並ぶ右手の建物と2室が並ぶ左手の建物です。空いているところどこでもどうぞと言われ、5室並びの一番左端を選びました。
ひと坪の脱衣所にはプラ籠が二つと壁掛け扇風機が備わります。至ってシンプルです。立て付けが歪むアルミ製のドアを押し開けると浴室です。3畳ほどの広さです。窓のある壁に混合栓が設置されています。
浴槽は手前に湾曲し、不規則な段差が設けられています。タイルは昭和40年代を思わせるサイズで、ずいぶんと時代を重ねた施設であることを改めて感じます。湯口はライオンの顔で、絶えず湯が注がれています。手に取ると、鉱物臭と硫黄臭を僅かに感じます。肌にはツル感が残ります。
注がれる湯はやや温めで、この季節にぴったりの温度です。注がれている湯が源泉そのままかどうかは泉質等の掲示がないため不明ですが、湯の印象から温泉が供給されていることは確かなようです。
洗い場の混合栓、ずっと湯側にダイヤルを合わせて出し続けていましたが、低温のままでした。
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家族湯 山水苑
菊池市七城町小野崎900-1
0968（26）4126
泉質不明
泉温不明
シャンプー類なし ドライヤーなし
扇風機
800円/60分・2人
13：00～22：00
2014/7/12