

浴室には先客、湯気が満ちています。浴室の半分は浴槽、石で組まれた浴槽は湯口のあるほうが小さめで、溢れた湯が広めの浴槽へ流れ落ちていきます。無色透明の湯です。

口に含んでみると酸味を明快に感じます。肌あたりに特徴はありません。素直な印象です。洗い場にも温泉が引かれ、湯印の蛇口のみをひねると適温の湯が供給されます。


戸外には露天風呂と一人用の坪湯が用意されています。露天は溢れた内湯が流れ込む仕組みのようです。どうやら女湯とつながっているようで、仕切りによって分けられています。露天から溢れた湯は淵に設置されたパイプから流れ去っていきます。坪湯は源泉が異なるとの表記があります。温めの湯です。


内牧温泉は相変わらずひっそりとした風の中にありました。大型旅館の建物がやけに目を引く温泉街です。
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内牧温泉 湯の宿入船
阿蘇市小里834-2
0967(32)0781 HP
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩泉
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
450円
貸切湯あり
1000~1500円/50分
12:00~22:00
2012/1/15