思い起こせば3年前に入浴以来の湯の蔵です。平山温泉で最初に体験した温泉でもあります。そのときの記憶をたどりながらお邪魔しました。350円のチケットを玄関の自動販売機で購入し受付へ渡します。
ホールは梁が見事な純日本造り、お金がかかっていますね。その一角に暖簾がかかっています。くぐります。広い脱衣所には10円ロッカー、ドライヤーなど旅館並みの整備、では浴場へ。
広い内湯の浴槽には二人の先客あり。内湯に対しては「白く細い湯の華が舞っていた。」という記憶がありました。浴槽の湯に注目します。湯の華らしきものはあっても、記憶とは異なります。あの湯の華は何処かへ行ってしまったようです。
湯口の湯は飲泉できます。手に取るとまろやかな硫黄の臭い、口に含むと控えめな玉子味、いいものです。ヌルツル感はどうでしょう?やはり平山温泉です、PH9.73の値をそれなりに感じとることができます。
泉温42.1℃、加温しているような気がします。内湯の加温の是非は不明ですが、露天風呂は熱い湯を加えることで加温していました。大小の浴槽が並ぶ露天、その境の底にエンジ色のパイプがあります。ここから熱い湯が供給されています。供給されている湯が温泉かどうかは不明です。
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平山温泉 湯の蔵
山鹿市平山5096 湧出地 山鹿市平山5084-4
アルカリ性単純硫黄泉(アルカリ性低張性高温泉)
42.1℃ PH9.73 湧出量242L/分
飲泉可 硫黄臭、僅かに湯の華 ドライヤー、ボディーシャンプー類あり
350円(休憩室利用700円)
2005/10/12