八代市から国道3号線をひたすら南下すると芦北町へやってきます。湯浦温泉は芦北町の中心部からさらにしばらく南下します。実は以前、湯浦を訊ねたとき、岩の湯を探したのですが見つけることができませんでした。今回も探せるだろうかと不安でしたが、なんてことはない、国道の信号機の側に見つけることができました。
昼前、浴場は貸切でした。170円を支払い、わくわくしながら浴場へ・・・。楕円の浴槽は2層に別れ、湯口側の湯が溢れ右手の浴槽に流れ込みます。タイル張りの床も浴槽の中も滑ります。ヌルヌルです。かわいいウサギの湯口の湯をすくうと明らかな硫化水素臭です。いいですね。日奈久の後に訪れたためか、においの差は歴然です。湯は透明ですが、小さい湯の華がみられます。肌はカサカサしません。すべすべです。いい湯です。
湯浦温泉に派手さはありません。どこにでもある家並みの町ですが、熊本でも屈指の泉質ですね。
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湯浦温泉 岩の湯 ※2010/4解体されました
葦北郡芦北町大字湯浦230-10
単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
41℃ 湧出量105リットル/分
掛け流し シャンプー類、ドライヤーなし 加水、加温なし
170円
7:00~10:00
2006/3/25