八代市から南下すること15分ほど、何度も素通りしていた日奈久温泉にふらりと立ち寄りました。事前の準備はなくて、ぐるぐる街中を彷徨った挙句、日奈久温泉センターへ入り込みました。入口まで行くと、センターの受付でチケットを買うようにとの案内、100円でチケットを購入し番台の受付に渡します。
脱衣所の中央には長方形の台があり、椅子代わりにも脱衣籠置きにもなります。10円のロッカーもあります。先客二人、一人はすぐ上がられました。四角い浴槽は2つに仕切られ、左の浴槽に湯口があり、溢れた湯が右手の浴槽に流れ込む仕組みです。湯は適温、湯口からすくってみると、ほんのり硫化水素臭が漂ってきます。ヌルツルを自然に感じます。飲めるのかどうかわかりませんが、飲んでみます。金味を帯びています。やわらかい湯です。
入り組んだ温泉街には古い木造旅館が建ち並び、狭い道は離合するのも大変です。公衆浴場はほかにもあります。ゆっくり日奈久の街中を散策するのもよさそうです。
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日奈久温泉 日奈久温泉センター ※解体されました
八代市日奈久
単純温泉(緩和性低張高温泉)
44.5℃ 石鹸類なし 10円ロッカー有り
100円
9:00~22:00
2006/3/25